オフ会二回目 旅行記

YouTube視聴者でブログ読者の人と会ってきた。二回目だ。
オフ会とかっこつけて書いているが、もうただの友人関係でオフ会ではないのだが(そもそも二人の時点でもオフ”会”ではないと思うし)インターネット古参勢としてはオフ会という響きに憧れを持っていたのでそう銘打っている。
会ったのは例の友人の結婚式の翌日だ。二度目だがやはり少し緊張があったし、それなりに自分の内面に食い込んでくる話になると思い、体調は万全に整えて行った。
実際に会うと朗らかな笑顔で迎えてくれて一気に調子が出てきた。

火鍋屋を予約してもらっていて。食事をした。
相手の方は野菜が苦手で俺は大好きなのでなかなか相性よく鍋を楽しめたと思う。
火鍋自体は三色鍋で白湯、健康醤油、ホルモン火鍋だ。

食べ放題で4500円だ。長い皿の肉は鶏と豚と牛。鶏肉とは思えないスライスがされていた。

肝心の火鍋ホルモンのところがいまいちだった笑
すごく辛くて、塩味が少ないのである。あとになって思うと追加オプションの450円の調味料バーで完成する味だったのではと思っている。
しかし、もしそうなのであればそれを教えてほしかった。。

その後は調べてくれていた銭湯に行った。
品川という大都会からバスで5分ほど移動したとこにこじんまりとあった。
そこで俺は意を決して自分の話を聞いてもらった。過去の恋愛上のトラウマ、、、自分の特性が導いてしまった訳のわからん異常な恋愛について聞いてもらった。(異常と書きたくないが異常という以外うまい言葉が思いつかない)
静聴してもらって本当に嬉しかった。相手の方が非常に腹を割って話してくれるので俺もこの人なら話せると飛び込める勇気が持てた。
ここで改めて感謝を述べる。聞いてくれてありがとう。

彼からの言葉で「なんなさんのほうが早く上がりそう」というのがあった。
すごい単純に説明してしまうと、彼は人との壁が厚く経験値が0で俺は人と壁がなさすぎて経験値が100だとする、0から50より100から50に調整するほうが簡単で、それが「上がる」ということだ。
気軽に発した言葉だと思うが、俺はなんだか寂しい気持ちになってしまった。
すごく単純に「上がりたくない」という気持ちなった。
その時はそもそもおれは「上がる」ということ目指しているわけではなく、自分自身を受け容れる方向にあると言ったように思う。
しかし、もちろんながらおれは上がれるなら上がりたい、はずだ。
しかしその時の言葉を聞いたときに単純に「上がりたくない」「寂しい」と感じたことを自分自身のために書き残しておく。

他にも銭湯でお互いにたくさんの意見や感情を交換できた。
けっこうな暗い話を延々としていたが、今にして思えばあの場で他のお客さんはどう思っていたんだろうかなり迷惑だったかもしれない笑

その後は駅前でいい感じの飲食店を見つけてお酒を飲んだ。
そこで現在上演している「ねじまき鳥クロニクル」の舞台で販売しているレモンキャンディーを一粒もらった。たしか一個150円ぐらいの計算になる飴だった笑
ハイボールと合うなぁ~」と舐めながら飲んでいると彼は「そんなはずはない」とヘラヘラと笑っていた。

「ねじまき鳥」のレモンキャンディーをもらった、後半はたくさん食べた。

前回もそうだったのだが彼は食事の前半はもうさっきのでお腹いっぱいで食べれないですとかなりきつそうな表情で言うのだが、お酒を飲みだして三十分もすると次々に注文しだす。
最後にはなんとメンチカツを注文していた笑

ここでは主に村上春樹作品について語ったことが印象に深い。
友人と共に食事を楽しみつつ、村上春樹を語れるなんてすごい幸せな時間だったなと改めて思う。

時間となり最後は握手をして別れた。
彼が徒歩で帰ると言っていたのをなぜかよく覚えている

何枚か自撮りスタイルで写真を撮ったがせっかくなので次に会ったときは店員か通行人の人に写真を撮ってもらってちゃんとした感じのやつを撮りたいなと思った。