a small, good thing

  • 今日は帰宅して運動も掃除もしない。

たまにはこんな日もあるべきだなと思う。もうずっと水泳してなくて別に運動習慣も滞ってるわけじゃないし解約してもいいんじゃないかと思い始めている。

晩御飯は久しぶりにまずかった。
セロリにわさびごまドレッシングかけたんやけどかなりまずかった。なんかの魚の干物も中がスカスカでしょっぱくてまずかった。

昨日の夜に「大聖堂」の「ささやかだけれど、役にたつこと」を読んだ。
どんな絶望的な経験をしたらこんなことを書こうと思えるんやろうと思った。
これはカーヴァーの名作短編として有名らしい。おれはまだよくわからん。なにか黒人の家族が出てきたあたりとか雰囲気あった感じはした。
ああいう作中の違和感好きや。

それで作中ではパン屋のおじさんがやさぐれてて、それでもパンを焼いてるんだみたいなシーンがある。
今日、スーパーで月一しか売ってないパンが売ってて、おれはそれに何回か遭遇したことあるけどしょうもね~と思ってスルーしてきた。
百円のパンやしパッケージだけ立派にしたただのパンやろうと。でも、昨日、パン屋の話を読んでしまっていたから(そんな話ちゃうけど笑)ささやかだけれど、役に立つのかなあと買ってみた。
そうしたら、すごくおいしくて感動した。なんかラッキーといった感じだ。ちなみにアルヘイムという四天王寺のパン屋にパンだった。超ふわふわの卵コッペパン

木村敏の「時間と自己」も数ページ読んだ。
かなり難解だ。なんか純粋な哲学から精神病理にアプローチしてる感じで初めての感覚だ。
「即自・対自・対他」なんかがスラっと出てきてそんなん知らんからぐぐってなんとかついて行こうとしてる。

「もういちど村上春樹にご用心」が届いた。冒頭を少し読んだけどすごい心地よさそうな感じで早く読みたい。

  • 最近、この記事でカウンセリングについてのことをよく語るようになってるな~と思う。

当初はカウンセリング関係は全て非公開ブログに書いていこうと思ってたんやけど、どんどん漏れていってるような感覚だ。
しかし、考えようで、カウンセリング時の自分自身をどうにかして社会に擦り合わせるのが目標だとすればこうしてブログにカウンセリングのことを書こうと思えるのはいいことだと思う。

  • 昨日の夜はやけに結婚式のスピーチのことについて考えてしまった。

気付いたのはやけにある先輩の顔を思い出してしまう。多分、なにかしらのトラウマがあるんだと思う。

もうひとつは、自分はなにか感動するんだろうかと思い悩んでいた。というのも、これはなんというかかなり倫理的にあれやけど、結婚への懐疑があってしまう。
純粋に突き詰めたら結婚への懐疑はありつつみんなそれを押し殺しているんだと思う。それは立派なことだと思う。
俺は結婚への懐疑を押し殺しながら結婚を全面的に肯定するようなスピーチをするのかと思うと少し分裂するような思いがあった。
懐疑を抱えつつ、そこそこの感動を感じながらスピーチするのが普通なんだと思うがそういったことはできればしたくないなと思った。
したくないと思いつつ、やることはやるのが大切なのかなとも思う。