リクドウ

弟から久しぶりにラインがきた。
弟は現在、東京在住で、母と一緒に暮らしている。
この背後には論理的でない物語があるんやがそれは説明が難しい。

「リクドウ」という漫画をおすすめされた。
まだ八巻までしか読んでいないのだが、軽くあらすじ

主人公の幼少の時に父が経済的理由により自殺。その父からは暴力的虐待を受けていた。ボクシングと出会う。
母に引き取られるも麻薬中毒。その時に母の愛人をボクシング技術をもってした正当防衛のすえ殺害。
現在軸に至る高校生まで施設で育ちながら半ば自傷的にボクシングにのめり込む。

俺と弟は仲はいいがあまりラインはしない。
ごくまれにこういったおすすめ漫画の紹介とはあったものの最近はなかった。

どういう気持ちでこの漫画を紹介してきたのかいろいろ察するところがある。
弟とはここ2,3年でようやく家庭のことについて語り合えるようになってきた。
ただお互いに少し偽悪的に笑いを交えて語り合う。
兄である俺がお互いの傷を認め合うような会話をしかけるべきだと思う。
俺たちにはそういった会話がいつか必要だ。できるだけ早いほうがいいのはたしか。


三日ぶりに水泳。肩いたい。
三日さぼってから肩が万全かと思ったがその分入念なアップが必要だった。反省。
体力はさすがにいつもより長くもった。

最近女の人と話してない。なんかやばい気がする。

::追記
リクドウの作者、精神分析の勉強してそうや。
要所要所でそういうモロな演出がある。