「中国人は自分で考える。」

いつもの水泳でいつもの中国人と会う。
ほとんどおしゃべりしてしまった。今日はなぜか中国人のテンションが高かった。同い年だと発覚したから?
俺は疲れが溜まっていたのと肩を休めるからおしゃべりデーでもいいかと思った。
彼はコロナ前、約6年前に来日し日本で出会った中国人女性と結婚したらしい。当時は26歳ぐらいだったそうだ。

今日のプールは人が多かった。いつもは見ない顔がいた。
ジムが会員募集のためにセールをしているらしく、そのせいだと彼は予想していた。
新顔は泳ぎが遅く、うるさいため、彼は「おせー、うるせー」とぼやいていた。
たしかに遅いし、うるさかった。しかし、おれはその前に「初心者だろうし、楽しくやってるんだし、、」が先に来る。
彼の感情の流れはスムーズだ。ちなみに泳ぎは俺の方がスムーズ。

俺は昔、中国人の彼女がいた。
その彼女の友達はなかなか優秀な女性で「私は中国の花となる。」と言っていた。
ようは頑張って国の役に立ちたいということだ。
ほかにも俺がリアルに見た中国人だと、自分の力を発揮して役に立ちたいと言う女性や、適当に家庭に入ってだらだらしていたいと言ってる人もいた。
中国の電車の駅には必ず共産党の文言や国旗は、、、あったようななかったような。とにかく赤い何かはよく飾られてる。
今にして思うと彼ら彼女らの背後には当たり前のように国家、父性的存在があったように思う。

プールの中国人と近所の道路工事の話になった。もう5年もしているらしい。
俺はほぼ毎日、そこを通るが気付かなかった。工事はなにも進んでいない。
中国なら半年で終わるそうだ。さすがやなーと思ったがそれが常識的なスピードよな、、と思った。
様々なしがらみで工事が進んでいないのだろう。彼もそれを察していたが、中国だと周りが黙ってないそうだ。

その他、政治経済の話をたくさんした。というか聞いていた。
俺はあまり話せなかった。専門用語が多くなるため相手に配慮しながら話すのが難しかった、、、というか特になにも考えてこなかったら何も話すことがなかった。
俺は31歳だ。

彼の背後に国家がある。歴史がある。父なるものがある。
真逆だ。

プールと異国人と政治。大江健三郎にそんな短編小説があったな。
あれは屋外プールだったけど。

江藤淳アメリカに滞在したときに「ここでは孤独でいることが許される」と感じたそうだ。

俺はなにもひっかかりなく日本国を背後に誇りを持っているような発言ができるようにはならないだろう。

中国人の彼は明日の祇園祭には行かないそうだ。
祇園祭は中国人すら引くレベルの人の量らしい笑


「中国人は自分で考える。」この言葉の逆説が頭に響く。(ちょっとうまぶった)

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最近、ひじょ~~~~に疲れている。
今日は特にだ。
「職場に新しい女性が来る。」というだけの短い夢を見たからだと思う。
しかし、これは意味がわかりすぎるほどわかって、自分の夢の見方にもはや笑ってしまう。俺の無意識がかなりエネルギーを使ってひねり出した夢だ。よって疲れているのだと思う。
詳しくはまた今度に書くつもりだ。うまく気持ちが乗ればいい記事になると思う。
色んな草案に溢れていて大変だ。書きたいことがたくさんある。

::追記
彼はモンゴル系民族の中国人だそうだ。騎馬民族遊牧民族だ。
日本は単一民族だと勘違いしていた。
「話の流れを遮るから」おれはなにも訂正しなかった。

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ブログデザイン少し変えてみたけどどうやろか笑