永遠に孤独な読書子。少ない情報で感動するということ。

なぜ、文字だけで感動できるのか。むしろ、文字だけのほうが感動できるのか。
それは、情報量が少ないからだ。
情報量が少なければより自分の創造力が入り込む余地がある。
よってそれは与えられた物語ではなく作者と読者の間にある超個別の物語になる。

そして、そういった創造力は個人的な体験によって培われるものであり
本当の自分の感動は誰にも伝えらることはできない。逆もしかり。

夢は現実体験かのようにリアル。汗もかくし心臓も高鳴る。
しかし、それは人には伝えられない。

僕たちは永遠に孤独やね。